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No creative No life [アンテナ]

僕のキャリアを、手短に言うと、FPGAエンジニア(マイコン含む)である。
僕の知識の根っこは、デジタル回路である。
羅列すると、
 2進数を用いた体系の知識
 CMOS回路の知識と応用
 色々なチップについての知識 コンデンサ、コイル、アンプ、や、どうつなぐか?
  プルアップ、ダウンしないといけないとか、そういうトランジスタ技術で載ってるような
  知識は多分人並みに持っている。

デジタル回路論 これには2進数、フリップフロップ、ゲートを使った回路(ミーリとムーアとか)
  真理値表を用いながらの状態遷移機械の実装などか。

実務でこれらを使った事はないが、学校ではこういうことを習った。

また、マイコンやメモリなども結構詳しい。

しかし これらのキャリアが今後、とても社会に必要とされているとはあまり思えなくなってきた。
根っこの知識は、応用可能だが、そのまま活かすことができた今までとは違うだろう。

パナソニックやシャープが壊滅的な赤字を計上している。ソニーは8年連続TV部門が赤字。
そのかわりの韓国勢は、大変勢いが良い。昔の日米対比のような構図である。

アメリカはものづくりを捨て、知識を価値とする経済体系を創り上げた。脱工業化社会をいち早く
立ち上げたのだ。また、音楽や映画など娯楽もアメリカはずば抜けている。僕はアメリカのファッション
(DKNYやカルバンクライン)も好きだ。ヒップホップやジャズなどの黒人音楽も好きだ。
なんだかんだ言ってもアメリカの映画は面白い。奥も深い。見る価値がある。

彼らは、工場などは新興国に譲ってしまったのだ。彼らは、英語とアメリカ文化を背景に、優秀な学生
を集め、大学に留学生として放り込み、彼らをアメリカに住まわせ、彼らにクリエイティブな仕事をさせる。

研究開発、セクシーなプロダクトの企画、新しい娯楽の創出。グーグルや、アップル、UNIXはアメリカ
でしか生まれなかっただろう。

ひるがえって日本である。日本の現行の文化といえば、なかなか充実していると思う。

まず、漫画。僕はドラゴンボールや聖闘士星矢などジャンプのど真ん中世代であり、このころの
漫画は他をぶっちぎっていた。僕ら世代の共通の言葉であり、教養ですらあった。
ゲームもしかりだ。任天堂、セガ、そしてプレステのソニーとみつどもえ。そこにPCゲームもあり、
百花繚乱だった。一つ一つのソフトのことを語りだすと、いくら語ってもきりがないくらいだ。

大人になったらなったで、僕はディスコやクラブに繰り出すようになった。そこでレゲエや、ヒップホップ
に出会った。しかし、これは欧米からの借り物であったような気がする。しかし時間が立つにつれ、それは
あんぱんやたらこスパのように日本ナイズされていった。

インターネットも最初は、アカデミックな堅苦しいものから、始まり、そして、無修正のエロ画像や動画が
観れるお手軽なメディアとして、爆発的に広がったような印象を持っている。そこから、学校のレポートの
資料集め。ホームページでの自己主張や仲間探し、それから2chなどの掲示板などの流れから、
ブログ・ツイッターあたりで落ち着きを見せ始めた(個人的には)

アマゾンは、洋書をサクッと買えるという便利さを、学校の先生や同僚に教えてもらい、その便利さと
イノベーション具合を痛感したものだ。

話が発散してきたが、利便性と退屈を嫌悪する貪欲さがあるかぎり、人はどこまでもクリエイティブになる。
マネタイズできないのは残念だが、仕事など選ばなければあるじゃあないか。


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